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2025.05.2

春先になると感じる喉や鼻の違和感 それはPM2.5が原因かもしれません(vol.56)

月間クリーニングマガジンコラム

春先になると感じる喉や鼻の違和感 それはPM2.5が原因かもしれません

 花粉症ではないはずなのに春先になると目や喉、鼻の中がヒリヒリする。そんな時は『PM2.5 (微小粒子状物質)』による粘膜の炎症を疑う必要があります。PM2.5とは、自動車の排気ガスや火力発電などから排出される『スス』で構成されており髪の毛の1/30以下の微細な物質であるため、体内に取り込んでしまうと粘膜の炎症を引き起こし、非常に微細であるため気管支や肺の奥まで入り込んで様々な障害をもたらしてしまう恐れがあります。

 そんな危険なPM2.5ですが、国内だけではなく中国や朝鮮半島などの海外から偏西風に乗って飛来し、とくに偏西風が強く吹く春先から梅雨の初めごろまでは、景色が霞むほどに多くの有害物質が海外からも運ばれてきてしまいます。

 花粉症ではないはずなのに、春先になると目や喉がヒリヒリと痛んだり、風邪をひいてしまった訳でもないに鼻水が出たり夜寝るのが息苦しくなるほど鼻が詰まったりする場合は、PM 2.5による健康被害を被っている可能性が高く、速やかに対策を講じる必要があります。

 PM2.5の対策として有効なのが、外出の際はN95規格以上のマスクを着用する、洗濯物などの外干しを控える、空気清浄機を活用して室内に侵入してきたPM2.5を徹底除去する、の3点が被害を最小限にする3つの対策となります。


喉や鼻の中の不調を感じたら実行すべき3つの対策

1.空気清浄機を活用して室内に 漂うPM2.5の微粒子を徹底的に取り除く

2.外出時は不織布マスクではなくN95規格のマスクを着用してPM2.5を体内に取り込まないようにする

3.春先から梅雨にかけて偏西風 の吹く季節は洗濯物やお布団の外干しを控える

【結論】春から梅雨にかけて発生す る原因不明の喉や鼻の奥の不調はPM2.5対策で解決する


花粉症対策よりもPM2.5対策と して活躍する空気清浄機とマスク

 近年、どこの家庭でも見られるようになった空気清浄機。多くの場合、春先の花粉対策やハウスダスト対策として導入されているようですが、実は、PM2.5対策としても非常に有効です。その理由としてはフィル ターにあります。多くの空気清浄機で採用されているフォルターは、非常に網目が細かい『HEPA (ヘパ) フィルター』を採用しており、埃やカビ、花粉だけではなく、さらに細かいPM2.5までも絡めとってくれる高性能フィルターが標準装備されています。HEPAフィルターは0.3μmの粒子を99.97%以上除去すること ができるため、花粉 : 25~40μm、カビ : 2~10μm、PM2.5:2.5μm、の微小な空気の汚れであっても取り除くことができる優れたフィルターです。花粉と違い、PM2.5は一年中飛散しており、とくに大気汚染が常態化している大都市圏や、大陸と近い九州や西日本では一年中、空気清浄機を活用しながら生活空間から気づかないうちに深刻な健康被害をもたらすPM2.5の被害から身体を守る必要があります。とくに偏西風によって黄砂とともに大陸から有害物質が運ばれてくる3月~5月末ごろまでは空気清浄機を使って室内に持ち込まれてくるPM2.5を取り除くことが、原因のはっきりしない目や喉、鼻中の痛みや、目の渇きや皮膚のかゆみや炎症を防ぐ有効な手段となるはずです。

■外出時は高性能マスクを着用して

 また、春先に外出する際にはマスクをつけて対策されると良いでしょう。ただし、非常に微細なPM2.5には通常の不織布マスクなどは防御効果が非常に薄いためお勧めできません。その理由としては、不織布マスクに使われている不織布のすき間は想像上に大きく微細な粒子であるPM2.5を完全に防ぐことができないからです。そこでPM2.5対策のためにマスクをするのであれば、N95という規格(0.3μmの物質を95%以上捉えることのできる呼吸器防護具の安全規格)のマスクをつけることが有効です。N95マスクは医療の現場でも活用されており、顔に密着する構造となっているため、PM2.5をはじめとする大気汚染の物質が体内に入り込んでくるのを確実に防いでくれます。春先の一定期間の着用であればコスト的にも負担はそれほど大きなものではなく ( 1枚200円前後) 体調不良で医療機関にかかる負担を考えれば非常にコスパの高い対策となるはずです。

 風に乗って国境さえも超えてきてしまうPM2.5から身を守るために空気清浄機や高性能マスクを活用し、そして定期的なお手入れ・交換をすることで性能を維持することが、そのまま身体の健康を守る対策となるはずです。空気の汚れは目に見えませんので早めの対策を行われてくださいね。


空気清浄機の性能を維持するポイント

1:高性能フィルターは目が細かい分、詰まり易いので1年~3年に1回程度の交換を行う

2:花粉が飛ぶ春先だけではなく年間を通して飛び交うPM2.5を取り除くために一年中稼働させる

3:台所やリビングに設置されている空気清浄機は油分を吸い込むため1年~2年に1回の分解洗浄が有効


お部屋や水回りだけではなく空気の汚れも取り除くためのプロの技
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